シンガーソングライター&プロデューサーによるblog


by ontan

とにかく聞かないと解らない

勉強の仕方一から教えます 大阪府、新高校生に合宿


まず、先生の多くは授業が下手!僕のこれまで出会った学校の先生は、民間の塾や予備校なんかと比べたら、本当にひどい人が多かった。しっかりと興味をひきつける授業ができていない。さらに先生が生徒を注意できない。なぜなら、注意してにそれに応えるだけの物を提供できない人が多いから。必然的に生徒は授業を聞かなくなる。けれども実は塾や予備校が教えている内容と学校で教える内容自体は70%くらいまでは大差ないと思う。ただ最大の違いは授業を聞いているかいないか、聞かせられるか聞かせられないかだ。だから「学校=授業聞かない場」となってしまっているせいで一部の良心的ないい先生もあおりを食っている可能性もある。


まずキチンと聞かせること。これは音楽のライブも同じ。聞かなければ良いも悪いも解るはずは無い。そこへの雰囲気作りなども含めてその人の実力だ。だが、先生がそれほどの実力を伴っていないのならば、生徒側の「授業を聞かない習慣」の方から改善をするのもひとつの手段だろう。「聞けば解る→解るから聞く」という連鎖の一歩目を作ることは多少幼稚なように見えても、いい試みだと思う。本当は小学生の頃の先生がキチンと「聞いて解る喜び」を教えてあげないといけなかったんだけどね。まずは初歩的なことでも「聞いて解る」という基本的な体験をさせてあげるのは大事なことだ。「授業という場に参加しよう」という意識から育てるべきだ。


最近思うこと。ライブハウスに来ていてもその場に参加できない人が増えている。一緒に場を分け合うことこそライブの醍醐味なのに、あたかもブラウン管の向こうのことのようにしか目の前のステージで起こっていることを感じられないみたいだ。生身の人間がそこで何かを訴えていても、それをちゃんと受け止めるということが苦手な人が増えた気がする。参加することで感じられるものがたくさんあるのに。人と人の連鎖でマジックが起こるということを体験してない人も多いのか。


大阪府の試みは幼稚なようで実は最も本質的な部分から何かを変えようとする試みだと思う。ただ、先生の方も一緒に努力して授業の質を高めてほしいな。そうしないと「二歩目」はきついぞ。

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by ontan | 2006-02-03 19:19 | 主張