シンガーソングライター&プロデューサーによるblog


by ontan

シナリオを妄想してみた

「近く上場」未公開株売る 詐欺容疑、被害7億超か

未公開株詐欺で7人逮捕 被害500人7億超か


こういう会社のシナリオを僕なりに妄想してみた。


これまで「闇金」「士(さむらい)商法」「オレオレ詐欺」などを渡り歩いて来た悪い人達が「今度は株でいこうや」とこのような手法を開発。そして社員を募集し、その中からパクられても大丈夫なやつをとりあえずトップに据える。


次に雑誌などでアルバイトを募集し学生バイトに電話勧誘をさせる。(ただし違法と気づかれぬように証券のことに詳しそうな人間は取らない。)「お得意様リスト」と称した「過去に詐欺被害にあった人のカモリスト」を中心に電話させまくる。ボーナス、時給アップを行ない、短絡的な学生をいい気持ちにさせて「契約」を取らせる。あまりの厚待遇に学生君は「いやぁ〜、おいしいバイトだなあ〜」と大喜び。違法行為に加担していることにも気づかぬまま、次の給料日をあてにして、生活が少しずつ派手になっていく。同じバイトの仲間達と豪遊の日々。


ところがある日その学生君が出勤すると警察が来ていて、社長の手には手錠が…。学生君も事情聴取のために警察へ連れて行かれる。社長以下何人かが逮捕・起訴される。当然あんなに一生懸命働いたのに、もうアルバイト代は出ない。警察に訴えても「君も共犯者なんだよ。起訴にならなかっただけ良かったと思いなさい!」と逆に怒られる。


逮捕された名目上の社長は「本当の事をしゃべったら殺す」と脅かされているため、とりあえず「全て私の指示したことです」と告白する。警察もこれ以上捜査するのが面倒臭いので、「こいつが主犯でいいや」ということにする。


そして、本当の首謀者達は、「もうそろそろ未公開株は止めるか」などと語りながら、また次の手口を考え、闇から闇へと渡り歩く。でも決して捕まらない。


「不易流行」というが手法は変わっても、この手の行為が無くならないのはいつの時代も同じ。それは人間の「欲深さ」が「不易」であるからでもあるのだろう。

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by ontan | 2006-06-08 12:40 | ジョーク